被リンクとはなにか?についてご説明します。
SEO対策には被リンク(バックリンク)がとても重要なものになります。
今回は、SEO対策の初心者の方でも「被リンクってこういうことか!」という事がわかるよう解説しました。
目次
被リンクとは
被リンク 【 backlink 】 バックリンク
被リンクとは、あるWebページやWebサイトが、別のページやサイトからリンクされること。また、そのようなリンク。逆に、あるページから別のページへのリンクを「発リンク」ということがある。
参考:被リンクとは: IT用語辞典
自分のサイトへのリンクを、他のサイトからリンクされることを「被リンク」または「バックリンク」と呼びます。
逆に、自分のサイトから、他のサイトにリンクする事を「発リンク」と呼びます。
ついでですが、サイト内のAページからBページへのリンクは自分のサイトの内部でリンクを行う、ということで「内部リンク」と呼びます。
SEO対策における被リンクの重要性と効果
以前、2013年9月にGoogleが検索エンジンの「ハミングバード」というアップデートを行いました。
それまでは、「SEO対策」は「被リンク対策」と呼ばれるくらいに被リンク重視、重要視されていました。
ですが、その時の検索エンジンのアップデート時に大幅に検索順位が変わり、それまで上位にいたサイトなどが100位以下に落ち、逆に4ページ目などにいたサイトが1位に来たりなど、大きな変動がありました。
なぜ、Googleがそのアップデートを行ったかというと、「被リンク」を重視しすぎて、内容の薄いページでも検索結果で上位にいて、「ユーザーのためにならない」というのと、不正に被リンクを増やしまくっている業者を根絶やしにするためでした。
それ以降、被リンクの効果はアップデート以前に比べ効果は薄くなりました。
人によっては「被リンクは終わった」「被リンクを増やしても意味がない」という人もいます。
ですが、それは違います。
現在も被リンクはとても大事です。
ただ、その被リンクが「良いリンク」なのか、「悪いリンク」なのかをGoogleは判断できます。
良いリンクがついていた場合、きちんと評価されます。
逆に大量に作為的に無関係のサイトからリンクがついていた場合は、悪いリンク(スパムリンク)と言われ、サイト自体に「ペナルティ」がつき、上位復活をするにはかなり難しくなってしまいます。
「関係ないサイトでもリンクをつければ検索結果に出てくる」というのは間違いです。
正しい被リンクを覚えてGoogleに正当な評価を受けるようにしましょう。
ダメな被リンクと良い被リンク
被リンクには、「良いリンク」と「悪いリンク」があります。
○良い被リンク
例えば、別のブログなどのサイトで「ここのサイト参考になります!」といった理由で紹介記事とリンクを貼ってもらったりするのは、理想的な良いリンクです。
または、サイト自体のGoogleからの評価の高い、自分のサイトと同じジャンルのポータルサイトに登録し、リンクを貼ってもらうなどが良い被リンクと呼ばれます。
×悪いリンク
昔の業者などに多かったんですが、色んなサイトのリンクを自動的に作成し、やたらめったら色んなジャンルのリンク集に貼る、などはダメです。
また、リンク元のサイトがペナルティがついているサイトからのリンクもGoogleからのマイナス点になる場合もあります。
先述いたしましたが、Googleはそういう意味のないSEO対策を嫌います。
もし、自分のサイトがそういった自動で被リンクを作るサイトなどに勝手に登録され、むやみに被リンクが増えてしまっている場合は、早急に対応する必要があります。
Googleはそういったサイトでもペナルティの減点対象に当てます。
以上の事を守ったうえで的確に外部にリンクを貼るようにしましょう。
被リンクとクローラーの動きについて
被リンクと、Googleの検索エンジンロボット(クローラー)にはとても関係があります。
クローラーにサイトを見られる回数が増える(=クロールされる)と、検索結果で上位表示されやすくなります。
そのクローラーというのは、どうやって自分のサイトにやってくるか?というと「被リンク」を辿って来ます。
クローラーは毎日ネット上の色々なサイトを凄い速さで見て回って巡回しています。
その時、あるサイトから自分のサイトへのリンクがあったときにクローラーが自分のサイトにやってくるという仕組みになっています。
自分のサイトが見られる回数が増えると、サイトの評価点数が増えますのでSEOにも効果が良く、検索結果などに上位表示されやすいサイトになりやすくなります。
TwitterやFacebookなどのSNSからの被リンクについて
SNSなどからのリンクについては、直接的な被リンクとしての効果はありません。
詳しい内容は、こちらに記載しておりますので、よければご覧ください。
FacebookやTwitterなどのSNSからの被リンクのSEO効果
http://kazblo.com/2015/10/112
直截な被リンクとしての効果はなくても、最終的に集客にはSNSは必要ですし、Facebookなどで投降した記事にURLを掲載しないと、お客さんはFacebookなどのSNSからはユーザーは来ませんので、SNSでもしっかりとURLは入力する必要があります。
被リンクの増やし方
先述したとおり、SEO対策をするのであれば「クローラー」が自分のサイトに来るためには外部からの被リンクが必要となります。
そこで、被リンクをどうやって増やすかですが、色々とありますが大きくわけると下記の様な方法があります。
1.自分のサイトと同じジャンルのポータルサイトなどに登録する
2.他のサイトに紹介してもらい、リンクをつけてもらう
3.広告を掲載する
この3点で被リンクは主に増やします。
ただ、3は有料になります。
場合によっては1も2も有料になる事があります。
2に関しては知り合いのブロガーさんとかにお願いして貼ってもらえたりしたらうれしいですね。
まず、サイトを開設した直後の最初に自分出来るのは、とりあえず最初はポータルサイトなどを探して貼る事です。
ただし、別ジャンルのポータルサイトに登録しても意味がないので、必ず自分のサイトに関係のあるポータルサイトに登録するようにしてください。
まとめ
SEO対策にとって「被リンク」はとても重要なものです。
意味のある良い被リンクは多いにこしたことはありません。
ただし、無駄にリンクを増やすなどの小手先のSEO対策をしてしまうと、ペナルティをくらってしまう場合があるので、きちんとしたリンクをつけるように心がけましょう。