XMLサイトマップの作り方とGoogleウェブマスターツールへの登録方法について説明します。
「SEO対策をしよう!」と思ったら、必ず行うべき設定のひとつ。
「XMLサイトマップの登録」です。
そもそも、「SEO対策とはなにっ!?」という方は、下記で詳しく説明しているので、よければご参考ください。
SEO対策とは?ーSEO対策の基本と概要ー
http://kazblo.com/2015/10/102
ウェブマスターツールってなに?って方は、こちらの記事をご覧ください。
Googleウェブマスターツールとは?初心者でも大丈夫!各機能と使い方
http://kazblo.com/2015/11/152
目次
XMLサイトマップとは
XMLサイトマップとは
Webサイト内のページを検索エンジンのクローラーに知らせることができるURLのリストです。
引用:http://www.seohacks.net/basic/terms/xml_sitemap/
XMLサイトマップ(sitemap.xml)を設置する目的はGoogleのクローラーに
「ウチのサイトはこれだけのページがあるよ!」
「だからsitemap.xmlに記載しているから見てね!」
とGoogleクローラーがサイトを見るための仕事をしやすくし、Googleクローラー向けに作成したサイト内のページ構成のリストが書かれたXMLファイルです。
クローラーにとって、「クローラーが仕事がしやすいように設定してある」というのは、高評価ですので大事ですね。
SEO対策の目的で設置し、サイトマップファイルをウェブマスターツールで送信しておくと、確実にGoogleクローラーが見に来てくれます。
SEO対策を行う上で、このsitemap.xmlの設置は基本となり、必ずといっていいほど必要ですので要チェックです。
XMLサイトマップを送信する理由
まず大きい理由としては、下記の点になります。
1.Googleクローラーがサイト内構成を把握しやすくする
2.サイト内構成を見られて、検索結果にインデックス(登録)させる
3.ページの更新日時
以上がxmlサイトマップを送信する大きな理由です。
え?これだけしかメリットがないのかって?
そうです。ですが、これだけのメリットがSEO対策にとっては大きな評価点数になります。
しかも、その評価点数とは確実に大きな点数になりますので、SEO対策をするなら確実にしておいたほうがいいです。
順番に上記の理由を説明します。
1.Googleクローラーがサイト内構成を把握しやすくする
本来、Googleクローラーはリンクを辿ってサイトを巡回します。ですが、サイトをはじめに見に来た時に、「XMLサイトマップ」ファイルがある場合はそれを一番最初に見に行きます。
そこで、「サイトの情報」「構成リスト」「更新日時」などが書かれていると、クローラーは一瞬にしてサイトの情報をつかめます。
クローラーはすごい速さでサイトを見に行き、たくさんのサイトを見に行っていますが、さらにクローラーにとって仕事がしやすくしておいてあげると、良い評価をもらえます。
Googleクローラーとは?
Google クローラ
「クローラ」は、ウェブページ間のリンクをたどることによってウェブサイトを自動的に検出してスキャンするプログラム(ロボットやスパイダーなど)の総称です。Google のメインのクローラは Googlebot と呼ばれます。
引用:https://support.google.com/webmasters/answer/1061943?hl=ja
要するに、「クローラーはリンクを辿ってやってきてサイトを見て行き、良いページを検索結果に表示させる」ためのロボットです。
2.サイト内構成を見て検索結果にインデックス(登録)させる
サイトの構成をクローラーが見て、検索結果に表示させても問題がないページを検索結果に登録してくれます。
XMLサイトマップがないと「ページがエラーなのか」「インデックスされているのか」など、ウェブマスターツールで確認できません。
3.ページの更新日時
SEO対策において、「更新頻度」というのはとても重要です。
その頻度が高ければ高いほど、「新鮮なサイト」「流行のサイト」など、Googleは評価します。
その更新日時を「XMLサイトマップ」に記載しておくことで、クローラーに伝えることができます。
以上の理由から、サイトマップの登録が必須となります。
XMLサイトマップ(sitemap.xml)の作り方
作り方に関しては正直いうとかなり専門的になります。
また、自分で作ると膨大な時間と手間が要ります。
そこで、sitemapファイルが自動に作れるサイトも存在しますので、ご紹介します。
下記サイトは、僕自身がよく使うサイトです。
サイトマップを作成-自動生成ツール「sitemap.xml Editor」
http://www.sitemapxml.jp/
使い方は、簡単です。
1.サイトマップを作成したいサイトのURLを記入
2.最終更新日:lastmodの自動取得 →する
3.サイトの更新頻度 →記述する
4.除外ディレクトリ →これは、クローラーに見られたくないページがある場合にのみ、ディレクトリ名を記載してください。
5.同一タイトルURLの除外 →する
以上で、「サイトマップ作成」ボタンを押すと、自動で作成され、終了すれば自動でダウンロードされます。
ダウンロードしたsitemap.xmlをFTPソフトなどでサーバーにアップすれば、サイトマップの設置は完了です。
もし、WordPressなどをお使いの方は、上記サイトを使わずともプラグインなどで自動で作成、更新などをしてくれるものがあります。
それはこちらにくわしく書いておりました。
Google XML Sitemapsプラグインの使い方
http://www.adminweb.jp/wordpress-plugin/list/index2.html
Googleウェブマスターツールへサイトマップを登録
サイトマップをサーバーにアップしたら次は、Googleウェブマスターツールにサイトマップを登録します。
Googleウェブマスターを知らない方は下記を参照ください。
大変便利でSEO対策には必須のツールです。
Googleウェブマスターツールとは?初心者でも大丈夫!各機能と使い方
http://kazblo.com/2015/11/152
登録手順
1.まず、ウェブマスターツールにログインし、登録しているサイトの名前をクリック
ウェブマスターツール: https://www.google.com/webmasters/
2.左メニューの「クロール > サイトマップ」をクリック
3.右上の「サイトマップの追加/テスト」ボタンをクリックし、先ほどサーバーにアップした「sitemap.xml」と入力
4.「サイトマップを送信しました。」と表示されれば、完了です。
以上の手順でウェブマスターツールに登録してください。
まとめ
何度も言いますが、XMLサイトマップはSEO対策には必須です。
手順おさらい
sitemap.xmlを作る
↓
サーバーにアップする
↓
ウェブマスターに登録する
しっかり覚えて、ページを増やす度にサイトマップを更新するようにしてください。
クローラーに巡回させやすいサイトにして、気持ちよく仕事をしてもらうようにしましょう。
かずばぁんさん
おはようございます。
うみぞうと申します。
はじめてコメントさせていただきます。
めちゃめちゃ素敵なブログですね!
しかも私の苦手なXMLサイトマップの
詳細な解説をありがとうございます!!
お気に入りに入れて
勉強させていただきます。